校訓
校章
昭和42年、新校舎・新校歌とともに図のような新しい校章がつくられた。このデザインは生徒が考えたものに当時の美術科の教師がアレンジしたもので、黄銅にクロームメッキがしてある。
中学の「中」という字を模様化し、その中央に「豊田」という字を重ねて、旧豊田中学校と岩田中学校が統合、両面より力を合わせて新豊田を盛り上げようとする意志の結果を表している。「中」の字が今までの校章に比べ太くなっているがこれは強くてたくましい中学生の望ましい姿を象徴している。
豊田という字がはっきりしているのは、豊田の誇りと使命感を感じさせるものである。
校章のように力強い豊中、協力的な豊中、汚れのない豊中にしていきたいものである。
校歌
豊田中学校校歌
作詩 高橋喜久晴
作曲 木津 文彦
あけゆく朝の富士に輝き
はるかな天竜の流れに映えて
光は豊田のさとにあふれる
友よ
腕くみ ともにきたえよう
強いからだを
きびしい風にむかい
ひとみあげ ともにそだてよう
豊かな心を
未来の空にむかい
磐田が原の緑にこだまし
赤石をゆく雲を追い
ああ 歌声はふるさとに
われらの母校
豊田にあふれる
青春の塔
《建立の記》
われらは
豊田中学校に学ぶことを喜び
豊田中学校の生徒たることを誇りとして
中学校生活をここにおくる
われらは
豊田中学校での教えを心のささえとし
豊田中学校を心の故郷として
これからの長い人生を
強く 正しく 美しく
生き抜くことを 心に誓う
われらは、
その証としてわれらの手で
ここに青春の塔を建てる
青春の塔は豊田中学校と共にあり
われらの青春もまた
この塔の中に生きる
豊田中学校よ われらと共に輝け
一九七七年三月三日除幕
《建立の主旨》
こどもからおとなへ...精神的な変容の度合いからすれば、
中学校時代はその最たるものです。
この人生における最大の転換期の過ごし方が、
その後の生き方に大きく影響することは当然です。
そこで生徒たちは、このような大切な中学校時代を少しでも充実させたい、
有意義なものにしたい、学校を志を立てる聖域としたいと願い、
青春の塔を建てることにしたのです。
体育館南に緑もあざやかな青山、
その中央にくっきりと浮かぶ「青春の塔」の文字、
”人生二度なし”の森信三先生の訓筆。
生徒はこの塔をみては、
「よし、きょうも一日がんばるぞ」という意欲をみなぎらせることでしょう。
豊田中学校に青春の塔あり...
青春の塔は豊田中学校のシンボルであり、
生徒はこの塔を誇りとし、愛校心をはぐくんでいくことでしょう
卒業するとき、生徒たちはここに将来への決意をしたため文を納めます。
そしてその決意に恥じないよう人生を生き抜こうと努めるのです。
青春の塔は、豊田中学校に学んだ人にとって人生の道標ともなることでしょう。